給湯器から出る煙や異臭の原因と対処方法

給湯器から煙が出たり異臭がした場合、速やかに業者に連絡をして点検を受けてください。
そのまま放置すると、一酸化炭素中毒になったり火災になることがあるのでとても危険です。

目次

煙が出る原因は?

給湯器から煙が上がる原因は主に不完全燃焼です。
給湯器の熱交換器にゴミが詰まり、それによって不完全燃焼が起こります。
不完全燃焼のまま使用すると、一酸化炭素中毒になることがあります。

どんな給湯器でも原因によっては煙が上がったり異臭がすることがありますが、不完全燃焼による危険性が高いのは主にガス給湯器と石油給湯器です。

また、これらのタイプは経年劣化によって10年を超えると火災が発生しやすい給湯器でもあります。
もし法定点検を受けておらず、購入から10年を超えている場合は速やかに専門業者へ連絡し点検を依頼してください。

一酸化炭素中毒とは?

通常は空気が燃えると二酸化炭素になりますが、空気中に酸素が少ないと一酸化炭素が発生します。
つまり、給湯器が不完全燃焼を起こしている状態(空間)は酸素不足になっており、それによって一酸化炭素が発生しやすくなるわけです。
これは屋外型の給湯器でも設置場所の環境によっては酸素不足になることがあります。

一酸化炭素を大量に吸収すると、一酸化炭素中毒になります。
一酸化炭素中毒になると、「めまい」「吐き気」「意識障害」などの健康被害を引き起こします。

火災が起きた時、燃えている建物内ではマスクをすることが重要ですが、これは一酸化炭素中毒で意識を失うのを避けるためです。
このように一酸化炭素中毒はとても危険なので、煙や異臭がした時は給湯器の使用を速やかに中止して、点検を受けるようにしてください。

給湯器の煙や異臭からの大事故

給湯器から煙が出たり異臭がしても「多分大丈夫だろう」と楽観的に判断してしまう方は多いと思います。
今回をきっかけに覚えておいて欲しいのが、実際に煙や異臭の発生から大事故が起こったケースは多いです。
上記で紹介したように、古い給湯器において火災や一酸化炭素中毒の事故が多発しています。

それに対して2009年に法改正が行われ、給湯器の所有者は法定点検の義務が課せられています。
この法改正によって経年劣化による事故はかなり減っているため、一般的にも「古い給湯器=危険」という認識が広まっています。
しかし、すべての人が給湯器の事故の危険性を認知しているわけではないため、家族間で知識を共有するなど、給湯器について正しい知識を持つように心掛けましょう。

煙や異臭が発生したらすぐに点検を!

「給湯器から煙が出ている」「変な匂いがする」という場合は迷わず点検を依頼しましょう。
この手のトラブルは専門家でなければ点検・修理ができません。
自分で下手に修理をしたり「大丈夫だろう」という判断をすることが最も危険なので、必ず専門家に状態を見てもらうようにしてください。

点検を受けると修理が必要かどうかわかりますが、ほとんどのケースは寿命による故障です。
給湯器の寿命はおよそ10年と言われているため、もし購入から10年が経っているなら買い換えを検討しましょう。
10年を超えても使用頻度によってはまだまだ使えるケースもありますが、給湯器は消耗品であることから年月が経つに連れて故障しやすくなることに変わりはありません。

まとめ

給湯器にまつわるトラブルは様々な内容がありますが、その中でも煙や異臭というのは大事故に繋がる前兆でもあり非常に危険です。
この危険性を知っておかなければ、安易な判断からそのまま継続利用してしまうことがあり、それによって大事故は引き起こされます。
命にも関わる危険があるため、煙や異臭に気付いたら速やかに点検を受けるようにしましょう。

サービスの流れについて

  1. STEP01

    お問い合わせ

    給湯器でお困りの方はお気軽にお電話ください。トラブルの状況をお伺いいたします。

  2. STEP02

    スタッフが到着

    到着しましたら、まず名刺をお渡しします。その後現地調査をいたします。

  3. STEP03

    お見積り・作業説明

    現地調査後、正確な金額を提示いたします。作業内容もしっかり説明いたします。キャンセル頂いても料金はかかりません。

  4. STEP04

    作業・完了

    説明後に作業にとりかかります。無事に作業が完了しましたら、お支払いをお願い致します。

ここまでの作業はすべて無料です ※場合により料金が発生する可能性がございます。

お支払方法は現金・クレジットカード決済が可能です

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