法定点検だけじゃない!給湯器の状態を日常的にチェックする重要性
給湯器は法定点検だけではなく、自発的に点検を受けるのが望ましいです。
法定点検は「製造年月日から9~11年」が目安となっており、一度点検を受けると次回の点検期間の目安が提示されます。
つまり、法定点検だけでは短いスパンの中で発生する給湯器の異常を発見することができないため、末永く愛用するためにも自ら点検を依頼するスタンスを持ちたいところです。
目次
法定点検の期間
冒頭で紹介したように、法定点検は製造年月日から9~11年経過する間に受けることが目安となっています。
これには、10年以上の経年劣化がある給湯器は火災事故が多く報告されているという背景があります。
新たな火災事故を無くすために、製造されてから約10年が経過するタイミングで法定点検を受けることが義務付けられています。
この法定点検というのは、すべての給湯器が該当するわけではありません。
2009年に施行された「長期使用製品安全点検制度」では、「屋内式ガス瞬間湯沸器」「屋内式ガスふろがま」「石油給湯器」「石油ふろがま」「密閉燃焼式石油温風暖房機」「ビルトイン式電気食器洗機」「浴室用電気乾燥機」が対象です。
給湯器の種別としては、ガス給湯器と石油給湯器が対象です。
給湯器は種類が多いので法定点検が課せられる製品の判別が難しいですが、「特定保守製品の登録と点検を」というロゴマークの有無を参考にしてください。
法的点検は製造年月日から約10年のタイミングで受けることになり、その後は点検の際に提示された次の点検期間が目安になります。
点検してもらった際に本体にシールが貼られるはずなので、「点検期間」の項目を見るとそれがわかります。
法定点検だけでは物足りない理由
給湯器の寿命はおよそ10年なので、寿命どおりに給湯器を買い換えるのであれば法定点検は1度しか受けることがありません。
2度目の法定点検が1年単位だったとすると、10年経過後は定期的な点検から給湯器の異常を早期発見しやすくなります。
給湯器の日常的な点検の重要性というのは、法定点検の「点検期間」にあるわけですが、給湯器購入後から10年以内の製品の点検をどのようにするのかを考える必要があります。
毎日の生活で1日に1回点検するのが最善ですが、これは理想論に過ぎません。
基本的に点検というのはプロの目が必要なので、短いスパンでも半年や1年ほどの周期で点検を受けるのが理想的です。
どのくらいの周期で点検を受けるべきか迷うなら、給湯器のメーカー保証を頼りにしましょう。
5年保証になっているなら、5年以内に1度は点検を受けておきたいところです。
もし補償条件に当てはまる理由で故障が見つかったなら、メーカー保証で修理できますね。
さらに保証を有効活用するなら、5年保証でも1年単位で点検しておく方が修理費用を節約できるケースは多いでしょう。
給湯器が壊れる原因は様々
給湯器の故障の原因は本当にいろいろあります。
冬の時期なら、外気温の低下によって凍結して故障することがあります。
天候の影響で言えば、台風や雷雨によって電子基板が破損して故障することがあります。毎日の給湯器使用でお湯の出が悪くなったり温度調整ができなくなることは、給湯器ではよくあるトラブルです。
また、異常音を聞いて「故障かも知れない」と思うこともあるので、少しでも気になった時は点検しておくに越したことはありません
メーカー保証の適用条件を見ておこう
メーカー保証というのは、どんな故障に対しても保証期間内なら無料で修理してくれるものではありません。
不当な修理改造は対象外、自然災害は対象外など、補償されないケースがいろいろとあります。メーカー保証は初期不良に対する補償と言っても過言ではないほど、適用範囲が狭いです。
そのため、給湯器を購入した初年度や2年目など、初期段階においては積極的に点検を受けておく方が良いです。
まとめ
給湯器は種類によって法定点検が義務となっているので、この点はしっかりと抑えておきましょう。
また、法定点検は点検頻度が少ないため、自発的に点検を依頼するスタンスを持つ方が異常を早期発見しやすくなります。
JBRでは、日本全国、年中無休でサポートしていますので、夜間や土日祝日でも点検のご相談を承っております。
-
給湯器でお困りの方はお気軽にお電話ください。トラブルの状況をお伺いいたします。
-
到着しましたら、まず名刺をお渡しします。その後現地調査をいたします。
-
現地調査後、正確な金額を提示いたします。作業内容もしっかり説明いたします。キャンセル頂いても料金はかかりません。
-
説明後に作業にとりかかります。無事に作業が完了しましたら、お支払いをお願い致します。
一部パートナー店・エリアによりカードが使えない場合がございます。