給湯器の買い替え時に気を付けたいポイント

給湯器を買い替えようと思っても種類が多くて、どれにすればいいか迷うことはありませんか。給湯器は供給されているガスの種類や居住形態に合わせて選ぶ必要があり、これを間違えると火災などの事故が起きてしまう恐れがあります。事故を防ぐためには、まずは給湯器の種類について知っておくことが大事です。ここでは、給湯器に使われているガスの種類や給湯器の種類、設置場所について紹介していきます。

目次

給湯器を買い替える前にガスの種類を確認しておく

給湯器を買い替える前に気を付けておきたいのが、現在利用しているガスの種類を確認しておくことです。利用しているガスの種類に給湯器が対応していないと、故障や事故の恐れがあります。異常燃焼を起こして火災になったり、不完全燃焼を起こしたりして一酸化中毒が起こる危険性があるので、自宅にあるガス機器に貼ってあるラベルで必ず確認しておきましょう。ガスの種類には「プロパンガス(LPガス)」と「都市ガス」の2つがあり、ラベルにはいずれかが明記されているはずです。

都市ガスの場合は、ガスの規格にも種類があるのでこちらも確認しておきましょう。例えば、ラベルの「都市ガス用」の後に「13A」や「5C」などの規格が明記されているので、同じ規格の給湯器を選びます。プロパンガスの場合は規格が統一されているため、プロパンガス対応と書かれている給湯器であれば問題ないです。ラベルが剥がれていたりかすんでいたりして確認が難しい場合は、給湯器の専門業者へ依頼すれば工事前にガスの種類を確認してもらえるので相談しておきましょう。

給湯器の種類と買い替えの際の注意点

給湯器の種類は、お湯を沸かす熱源によってガス、石油、エコの3種類があります。まずは、それぞれの特徴を見ていきましょう。ガス給湯器は、ガスを燃やして水を加熱する仕組みで、初期費用が安く抑えられることや、給湯能力が高いことが特徴です。給湯器本体が小さいので、敷地の狭い住宅やマンションなどに取り付けることが可能です。石油給湯器は、石油を燃やして水や熱交換器を加熱することでお湯を沸かす仕組みです。石油による高い燃焼力が得られるので、寒い地域でのランニングコストが良いのが特徴です。ただし、燃料に灯油を使用するため、原油価格の変動に影響を受けることや、燃料切れを起こさないように定期的に残油量を確認する必要があるといった注意点もあります。

エコ給湯器は、熱源によって名称が異なります。電気を熱源とする製品にはエコキュート、ガスが熱源ならエコジョーズまたはエコウィルという商品名がついています。エコ給湯器に共通しているのは、初期費用が高い代わりに、年間使用料金が安く抑えられることです。安く抑えられる理由は、エコキュートはフロンガスの代わりに二酸化炭素を使うことでガスの使用量を抑えているため、エコジョーズとエコウィルは本来捨てていた排熱を再利用して新たな熱エネルギーを作り出しているためです。経済的にも地球環境にも優しいのがエコ給湯器の特徴です。エコ給湯器の寿命は15年以上もつものが多く、一度買い替えれば長く利用できるのも費用面のメリットです。

以上のように、給湯器の種類にはそれぞれメリットやデメリットがあります。気になったタイプのものがあれば、買い替えのタイミングで給湯器の種類を変えてみるのも良いでしょう。ただし、エコキュートとエコウィルを利用するには、貯湯タンクユニットとヒープポンプユニットを設置する場所が必要です。そのため、他の種類の給湯器からエコ給湯器への買い替えを検討する場合は、ユニットを置く場所があるか確認しておきましょう。

給湯器には設置場所にも種類がある

給湯器の種類には、設置場所による違いもあります。これまでとは違う種類を設置する場合は、設置工事が発生しますので注意が必要です。

まずは、現在使用している給湯器がどの設置タイプなのか確認しましょう。戸建ての場合は、壁掛けタイプと据え置きタイプがあります。壁掛けタイプは、家の外壁に給湯器が固定されていて、給湯器の下側から配管がつながっているタイプです。据え置きタイプは、屋外の地面や段差、あるいは土の上に設置されていて、給湯器の側面から配管がつながっているタイプです。戸建の場合は、工事を行うことによって設置タイプを変更することが可能です。

マンションの場合、ベランダの外壁に給湯器が固定されていれば壁掛けタイプで、玄関外のパイプシャフトに給湯器が設置されていればPS設置タイプです。マンションではほとんどの場合、設置タイプを変えることができませんが、ガス給湯器からエコジョーズ給湯器へ交換することは可能なので、管理人や管理会社などに相談してみてみましょう。

給湯器の買い替えで不安があれば専門業者に相談を

給湯器を買い替える前には、ガスの種類や設置場所の確認が大切です。確認不足のままでは、せっかく新しい給湯器を買ったのに使うことができないという事態になりかねません。種類や設置方法などでわからないことがあれば、給湯器専門業者へ相談や依頼をすると良いでしょう。買い替え前にガスの種類を確認したり、設置が可能かどうか判断してもらうことができます。

サービスの流れについて

  1. STEP01

    お問い合わせ

    給湯器でお困りの方はお気軽にお電話ください。トラブルの状況をお伺いいたします。

  2. STEP02

    スタッフが到着

    到着しましたら、まず名刺をお渡しします。その後現地調査をいたします。

  3. STEP03

    お見積り・作業説明

    現地調査後、正確な金額を提示いたします。作業内容もしっかり説明いたします。キャンセル頂いても料金はかかりません。

  4. STEP04

    作業・完了

    説明後に作業にとりかかります。無事に作業が完了しましたら、お支払いをお願い致します。

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